Python 学習環境として FreeBSD のインストール

学習環境

FreeBSD 13.0-RELEASE のインストール備忘録

Python を学習するために、FreeBSD をノートパソコンにインストールします。

  1. FreeBSD 13.0-RELEASE 
  2. 古いノートパソコンに、
  3. ローカルサーバとしてインストールします。

公式サイトの手順に従いました。

この記事は、「インストール手順のメモ」と「作業の過程で思ったこと」などの覚書です。

備忘と余談💦

FreeBSD インストール後の環境構築については、次の記事があります。

FreeBSD のダウンロード

FreeBSD を入手する

余談

FreeBSD配布の今昔物語

  1. その昔の FreeBSD は、数百枚の5インチFDD がミカン箱に入って、日本国内を巡回していました。宅配された FDD を、知人から借りて、コピーするのですが、膨大な時間が必要でした。
  2. その後、CD パッケージが秋葉原の店頭で購入できるようになりました。
  3. はじめてのネット回線は 64K 専用線でした。24時間くらいかけて、1枚の CD イメージをダウンロードしていました。
  4. いまや、CD イメージのダウンロードは数分です。
  5. 起動イメージを作成しての、ネットワークインストールも可能です。

関係各位に感謝です。

今回のインストール方法は「5.」です。

FreeBSD 13.0-RELEASE(2021/04/13)

ネットワークインストール (bootonly) 用の ISO ディスクイメージ


FreeBSD-13.0-RELEASE-amd64-bootonly.iso 2021-Apr-09 07:27

インストーライメージをダウンロードします。所要時間は30秒くらいです。

マシンは、64 ビットモデルなので、amd64 アーキテクチャのディスクイメージを入手します。(i386 は、32 ビットモデルの場合です。注意してください。)

インストールCDの作成

10枚330円/1枚33円くらい?

ISO/IMGファイルをCD-Rに書き込む
FreeBSD-13.0-RELEASE-amd64-bootonly.iso

覚書

Windows10
標準機能でISOイメージファイルの書き込みが可能です。

  • エクスプローラで、CD-Rに書き込むISOイメージファイルを右クリック
  • 表示されたメニューから「ディスクイメージの書き込み」を選択して実行

ハードウェアの準備

今回は、ローカルサーバのハードウェアとして、古いノートパソコンを用意しました。

あ。私のノートが!

古いノートパソコンのスペック

  • ThinkPad E450
  • 2016年 購入(Windows 8.1 )
  • インテル Core i3-5005U プロセッサー (2.00GHz, 3MB)
  • ディスプレイ 14.0型HD液晶 (1366×768 光沢なし)
  • メモリー 8GB PC3L-12800 DDR3L (1スロット使用)
  • HDD:500GB (7200rpm)

バッテリーを搭載しているので、急な停電時など、UPSとしての性能を有します。

BIOS 設定の確認

ハードウエアのBIOS画面から

  1. CDブートできることを確認します。
  2. ハードウエアの日付時間が正しいことを確認します。

CDブート覚書(ThinkPad E450)

BIOS 設定の方法は、マシンによって異なります。

  • 電源を入れた直後
    「F1」キー:BIOS 起動
    Startup ▶Boot[ret] -> Boot Priority Order
    1. USB CD << 外付ドライブ
  • BIOS をデフォルトに戻す
    F9:SetupDefaults –> F10:Save and Exit

FreeBSDのインストール

FreeBSD のインストールは、公式サイトの手順に従います。

以下は、公式サイトを参考に行ったインストール作業の個人的な覚書です。

インストールメディアで CD ブート

あらかじめ NIC に LAN ケーブルをさして、インストール作業を開始します。

CDメディアドライブから起動して、インストール作業を開始します。

FreeBSD ブートローダメニュー

  1. Boot Multi user Enter

bsdinstall の開始

ウェルカムメニュー

<Install> Enter

キーマップの設定

Keymap Selection : Japanese 106

ホスト名の設定

Set Hostname : bsd.w-note.com

「bsd.w-note.com」は、DNS未登録のサブドメイン名です。ローカルサーバのホスト名として、運用します。

ローカルネットワーク内の Win/Mac 端末からは、 hosts ファイルを定義することにより、サブドメイン名での利用が可能です。(http)

(固定IP を取得して公開する場合など、また別の機会に・・・。)

インストールするコンポーネントの選択

Distribution Select : kernel-dbg lib32 ports src

ネットワークからのインストール

(-bootonly.iso からブートした場合に表示)

Network Installation:<OK>
Network Configuration:em0 Intel(R) PRO/1000 <OK> 自動検出
IPv4 for this interface?:<Yes>
use DHCP?:<Yes>
configure IPv6?:<No>
Resolver Configuration:<OK>(DNS の設定)
Mirror Selection:ftp://ftp2.jp.freebsd.org Japan

ディスク領域の割り当て

Partitonning: Manual


[Tab移動->編集]
ada0 466GB GPT

TypeSizeMountpointLabel
ada0p1freebsd-boot512KB
ada0p2freebsd-ufs2GB/exrootfs
ada0p3freebsd-swap4GBnoneexswap
ada0p4freebsd-ufs50GB/varexvarfs
ada0p5freebsd-ufs4GB/tmpextmpfs
ada0p6freebsd-ufs406GB/usrexusrfs

インストールの実行

Confirmation : Commit
  1. 配布ファイルのダウンロード
  2. ファイルの検証
  3. ディスクへの展開

root パスワードの設定

rootPW:*******

タイムゾーンの設定

Select local or UTC clock:<No>
4 Asia
18 Japan
Confirmation:<Yes>

この時、日付と時間が、+9時間ずれた状態で表示されています。

日付・時間ともに、そのままで <Skip> します。

ここでの設定はしません。

システム起動時のサービスを設定

System Configuration:sshd dumpdev<OK>

有効にするセキュリティオプションを設定

Choose system security:<OK>

ユーザの追加(wheel)

ログインユーザアカウントの追加

Add User Accounts:<Yes>

管理者ユーザを作成します。

Add Users

Username: koki
Full name: koki kana
Uid (Leave empty for default): ret
Login group [koki]: ret
Login group is koki. Invite username into other groups? []: wheel
Login class [default]: ret
Shell (sh csh tcsh nologin) [sh]: tcsh
Home directory [/home/koki]: ret
Home directory permissions (Leave empty for default): ret
Use password-based authentication? [yes]: ret
Use an empty password? (yes/no) [no]: ret
Use a random password? (yes/no) [no]: ret
Enter password: パスワード入力 
Enter password again: パスワード再入力 
Lock out the account after creation? [no]: ret

OK? (yes/no): yes
adduser: INFO: Successfully added (username) to the user database.
Add another user? (yes/no) : no

ここで作成するログインユーザアカウントには「ルート権限(wheel)」を忘れずに設定しておきましょう。

最後の設定確認

Final Configuration:<OK>
Manual Configuration:<NO>

bsdinstall の完了

Complete:<Reboot>

USB(インストールCD)を抜いて、再起動します。

(昔の)メモ・覚書

シャットダウン shutdown -h now
リブート reboot = shutdown -r now
sysinstall 廃止 → 9.0-RELEASE より bsdconfig

再起動後の作業覚書

dmesg

インストール直後の状態です。

カーネルメッセージを保存しておきます。

# dmesg > /root/dmesg.00

root の .cshrc を修正

ルートアカウントのコマンドシェルの設定です。

tcsh を使います。.cshrc を適宜修正して、反映させます。

# pwd[ENTER] ← カレントディレクトリの確認
# ee .cshrc
————————————
alias h     history 1000   ← history の数を変更
setenv  EDITOR  ee     
setenv  PAGER   less   

if ($?prompt) then
    set history = 1000            ← history の数を変更
    set savehist = (1000 merge)   ← merge をいれておくと別の端末からの history もマージ
    set prompt='%~ %#'            ← プロンプトを編集 (カレントディレクトリを表示)
endif
————————————
# source ~/.cshrc

外部の端末から ssh ログインした時なども、root 権限では、この設定が使われます。

FreeBSD インストールの終了

では、再起動します。

# reboot

これにて、FreeBSD のインストール作業の完了です。

現時点は、FreeBSDとして必要最低限の構成です。

お疲れ様でした。

何やったか、全くわからない。

以降は、Win / Mac 端末から、sshログインして Python の学習に必要な環境を構築していきます。

ssh ログインについて

端末からは、root でログインできません。
インストール時に作成した、ログインユーザアカウントでログインし su します。

Win10

Windows10 の場合、「コマンドプロンプト」を開いて ssh でサーバに接続します。

ssh -l koki 192.168.10.113

↓ ssh クライアント「PuTTY」を利用した場合

Mac

Mac からは、ターミナルで ssh ログインします。

ssh -l koki 192.168.10.113

[OS X] ターミナルでのテキスト編集には nano が秀逸です。

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